【生産地紹介】Steiermark シュタイヤーマルク州

Steiermarkは、オーストリアの南、スロヴェニアとイタリアの国境近くに位置し、「オーストリアのトスカーナ」と呼ばれる、風光明媚なところです。
ブドウの木が、丘の傾斜に対して平行に植えられているのが特徴です。



中心都市は、時計台で有名なGraz(グラーツ)。
地中海性気候の影響を受け、オーストリアの他の地域より温暖で、冬の降水量が多い地域です。
Kürbiskernöl(キュルビスケルンオイル=パンプキンシードオイル)の産地としても有名です。


Steiermarkで最もよく栽培されている品種はWelschriesling(ヴェルシュリースリング)で、
オーストリアの白ワイン品種としてはGrüner Veltliner(グリューナー・ヴェルトリーナー)に次いで多く栽培されており、
青リンゴのようなフレッシュな果実味とレモンのような高い酸味が特徴です。
*みなさんがよくご存じの「Riesling(リースリング)」とはまったく違う品種なのでご注意を
品種については、こちら

また最近は、Sauvignon Blanc(ソーヴィニョン・ブラン)の栽培に力を入れているそうです。
その他、
・Weißburgunder(ヴァイスブルグンダー(=Pinot Blanc ピノ・ブラン))
・Grauburgunder(グラウブルグンダー(=Pinot Gris ピノ・グリ))
・Morillon(モリヨン(=Chardonnay シャルドネ))
なども栽培されています。

Steiermarkのワイン産地は、次の3つに分けられます。
Südsteiermark(ズュート・シュタイヤーマーク)
Vulkanland Steiermark (Südoststeiermark) (ヴルカンラント・シュタイヤーマルク(ズュートオスト・シュタイヤーマルク))
Weststeiermark(ヴェスト・シュタイヤーマルク)

Steiermarkシュタイヤーマルクのワインは こちら

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