【生産地紹介】Wien ウィーン
オーストリアワインの特徴の1つは、首都Wien(ウィーン)でもワイン造りが盛んであるということです。
Wien中心部からトラムやバスで1時間弱のところにブドウ畑が広がっており、街周辺を緑化すると共に、経済的に重要な役割を担っています。
ワイナリーにはHeurige(ホイリゲ)と呼ばれる居酒屋が併設されており、そこのワインを飲むことができます。
*Heurigeには、1.新酒、2.ワイナリー併設の居酒屋、2つの意味があります。
Wienのワインで特徴的かつ唯一無二なものは、Gemischtersatz(ゲミシュターザッツ)です。
Gemischtersatzとは、1つの畑で異なる白ワインの品種を栽培し、それらを同時に収穫、一緒に醸造して造られた、フィールドブレンドワインです
(混植混醸)。
Wienの伝統的な手法で、単一畑のワインとしてのラベル表記も認められています。
Wiener Gemischtersatzのワインには、
・Grüner Veltliner(グリューナー・ヴェルトリーナー)
・Welschriesling(ヴェルシュリースリング)
・Weißburgunder (ヴァイスブルグンダー(Pinot Blancピノ・ブラン))
・Riesling(リースリング)
・Traminer(トラミネール)
といった品種が含まれます。
作付面積 580 ha
生産者数 138軒
主なブドウ品種Riesling, Chardonnay, Weißburgunder (Pinot Blanc), Gemischter Satz
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