Weinviertel ヴァインフィアテル

 

オーストリア最北のワイン産地であるWeinviertel(ヴァインフィアテル)は、南のドナウ河から北のチェコ国境、西のManhartsberg(マンハルツベルク)から東のスロヴァキア国境まで広がる、広大なエリアです。

オーストリアで初めて、原産地呼称(DAC)が登録をしたエリアでもあります。

“ペパリー”なGrüner Veltliner(グリューナー・フェルトリーナー)の故郷」と言われ、ドナウ地域のそれとは対照的に、果実味が前面に出た香りや、イキイキとした酸の上に、コショウっぽい風味を感じるGrüner Veltliner(グリューナー・フェルトリーナー)が特徴です。約7,000haの栽培面積は、オーストリアにおけるGrüner Veltliner(グリューナー・フェルトリーナー)の栽培面積のほぼ半分を占めるそうです。


オーストリア最初の原産地呼称(2002年に施行)で、Weinviertel DAC (ヴァインフィアテルDAC)として認定された、樽を使わず、辛口でフルーティーなものと、2009年にWeinviertel DAC Reserve (ヴァインフィアテル DACレゼルヴェ(リザーヴ))として認定された、凝縮度が高くリッチなスタイルのGrüner Veltliner(グリューナー・フェルトリーナー)があります。


その他、Welschriesling(ヴェルシュ・リースリング) 、Weißburgnder(ヴァイスブルグンダー)、Riesling(リースリング)といった白ブドウ、果実味に彩られた、Zweigelt(ツヴァイゲルト)や(Blauer Portugiser(ブラウアー・ポルトギーザー)といった黒ブドウも栽培されています。


作付面積14.001 ha
生産者数1445件
主なブドウ品種 Grüner Veltliner(グリューナー・フェルトリーナー)*白ブドウ