Weingut Dorli Muhr ドルリ・ムーア

ワイナリーがあるのは、Weinviertelの東部、ハンガリーとの国境まで車で25分、スロヴァキアの首都ブラチスラヴァまでも車で25分ほどのところに位置する、Prellenkirchen(プレーレンキルヒェン)。
ハンガリーの平原からの乾いた温暖な風と、北からの冷涼な風の影響を受ける地域で、赤ワインの銘醸地です。

Muhr(ムーア)家は、100年以上ブドウ畑を所有していましたが、女性醸造家Dorli(ドルリ)が1991年にワイナリーを興し、細かなこだわりを持ってブドウを栽培、醸造。国内外から高い評価を受けています。
2018年にビオの認証を受けました。

2022年からは、新しい醸造所でのワイン造りが始まりました。
樽貯蔵室では冷暖房を使わず、石灰の壁と、太陽光発電と冷水で部屋の温度を調整するシステムを導入。さすが、エコ先進国のオーストリアです。

Dorli Muhr(ドルリ・ムーア)のワインは、木樽で24か月熟成されます。
1年目は、畑の区画ごとに分けて樽詰めし、どのようなワインになるかチェック。
2年目、どの樽を単一畑のワイン(Einzellagenwein)に、どれを村名ワイン(Ortswein)にするか、を決定。
また、若木のブドウからのワインは、ブラウフレンキッシュとシラーのブレンド、Carnuntum(カルヌントゥム)になります。
2年目は大樽で熟成。濾過せず、瓶詰されます。
そしてさらにもう1年、瓶内熟成させます。


Dorli Muhr(ドルリ・ムーア)のワインは、こちら
Carnuntumについては、こちら

Niederösterreich(ニーダーエスターライヒ州)については、こちら

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