【オーナーとエス・ブリュッケのワインのストーリー】

私のワイン選びの基準は、自分が「美味しい!」「好き!」と思ったもの、「皆さんにも飲んでいただきたい、是非紹介したい」と思ったものです。
そういったワインに、どうやって出会ったのか、どうしてオススメしたいと思ったのか、などをお話します。

 

Cuveé vom Löss キュヴェ・フォム・レス

私が、オーストリアワインの輸入を始めるきっかけとなったワインです。
試飲会で飲んだこのワインに惹かれ、ワイナリーを訪問。
生産者さんの人柄に触れ、「この人たちと働きたい」「自分で輸入をしよう!」と決めたのでした。

すべてはここから始まった、と言っても過言ではないワインです。


 

Rosé vom Zweigelt ロゼ・フォム・ツヴァイゲルト  

今でこそ、ロゼ大好き!な私ですが、試飲会でこのロゼと出会った当時は、「ロゼ=どっちつかずで中途半端なイメージ」と思っていました。
(ロゼワインさん、ロゼを造っている生産者さん、ロゼ好きの方、ごめんなさい…)
ところが、このRose vom Zweigelt ロゼ・フォム・ツヴァイゲルトの、果実味豊かでチャーミングな味わいにビックリ。
ワイナリーで再度試飲したときも、初めて飲んだときと変わらない印象で、「私の記憶は正しかった」と確認。輸入業を始めると決めたときに、すぐオンリストしました。



     
Weingut Pollerhof (ポラーホーフ)のテイスティングルーム


 

Welschriesling Vulkanland Steiermark DAC 
ヴェルシュリースリング ヴルカンランド・シュタイヤーマルク DAC

このワインとの出会いは、ウィーンのワインショップでした。
「Welschriesling(ヴェルシュリースリング)が飲みたいな」と、たまたま手にとったワインがこちら。

日本に帰って来て、しばらく置いてあったのですが、友人のお母様に教えていいただいて作った大根の漬物に何となく合わせてみたところ、あまりにピッタリで感動。
その場で、ワインとワイナリーを調べ、日本に入ってきていないことと、ワイナリーへのアクセスを確認しました。
その当時は、まだ自分が輸入業を始めるなんて思ってもいない頃。
単純に、ワイナリーを訪問して、生産者さんに会ってみたい、他のワインも飲んでみたい、と思っただけだったのですが…。

実際に訪問したのは、輸入業を始めると決めてからのこと。

そのとき取っておいたエチケットを片手に、「このワインが欲しい!」とワイナリーを訪問したのですが、
試飲させていただいた他のワインも美味しく、生産者ご家族の温かさにも触れ、お取引させていただくに至りました。
 

Weißburgunder Vulkanland Steiermark DAC 
ヴァイス・ブルグンダーヴルカンランド・シュタイヤーマルクDAC

「オーストリアワインと和食のペアリングを追求したい」と思っており、色々なワインを試飲しながら、
「このワインは和食と合うだろうか、何が合うだろう」と考えていました。

このワインは、幅広くお料理に合わせられそう、特に、塩でいただく白身魚のお刺身や、蒸したものに合いそう!と思い、選びました。

 

Ried Klöcher Hochwarth Sauvignon Blanc リート・クレッヒャー・ホッホヴァルト ソーヴィニョン・ブラン 

Sauvignon Blanc Ried Kirchleiten "G STK" ソーヴィニョン・ブラン リート・キルヒライテン "G STK" 

はじめに告白すると、私はSauvignon Blanc(ソーヴィニョン・ブラン)が苦手です。
具体的に言うと、ツゲ香、青草の香りを伴う酸が苦手なのです。

Sauvignon Blanc(ソーヴィニョン・ブラン)に力を入れているSteiermark(シュタイヤーマルク)に行った時点で、Sauvignon Blanc(ソーヴィニョン・ブラン)は避けて通れないよなぁ…断れないしなぁ…と思っていたのが、正直なところでした(ごめんなさい)。

案の定、目の前に並べられた4種類のSauvignon Blanc(ソーヴィニョン・ブラン)…
だったのですが、一口飲んで出た感想は、「美味しい」でした。
酸が柔らかくエレガント。それまでのSauvignon Blanc(ソーヴィニョン・ブラン)のイメージが覆りました。
これは日本の皆さんに紹介したい!是非飲んでいただきたい!
そう思い、輸入することにしました。

 

 

OLIVIN オリヴィン 2018

OLIVIN オリヴィン 2001

ワイナリーで最初に試飲させていただいたのは、2018年ヴィンテージでした。まだ若くガチガチで、「うーん…」と言っていたところ、「これを飲んでみて」と出していただいたのが2001年ヴィンテージ。驚くほど華やかでエレガント。
これはもしや、今は若い2018年も20年後にはこんな風になるのでは?
それを楽しみに、タイムカプセルのように持っておくのも楽しいのでは?
そう思い、選びました。

そんな2018年ヴィンテージについて後日談。
現地で試飲したときは、「若すぎる」という印象だったのですが、日本に迎え入れて試飲したところ、長旅で角が取れたようでした。

20年、開けずに待てるでしょうか…(笑) 


     



Weingut Dorli Muhr (ドルリ・ムーア)のテイスティングルーム

 

Prellenkirchen プレーレンキルヒェン

このワインが、Weingut Dorli Muhr(ドルリ・ムーア)との出会いでした。
まだ輸入業を始めると決める前のこと。しっかりしていながら柔らかくなめらかで、「オーストリアにこんな赤ワインがあるのか!」と驚きました。
今は、「Prellenkirchen(プレーレンキルヒェン)」と、村の名前がついていますが、当時は「Samt & Seide(ザムト&ザイデ)」という銘柄名でした。意味は、「ビロードとシルク」。
ワイナリーで改めて試飲させていただいたとき、日本にお迎えして試飲したとき、いつ飲んでも、その名の通りの滑らかなテクスチャーを感じ、穏やかな気持ちになります。

 

Ried Spitzerberg リート・スピッツァーベルク

Weingut Dorli Muhr(ドルリ・ムーア)の最高品質ワイン。
その中でも、Dorliさんから「エレガントな年だった」と選んでいただいた2016年をいただいた瞬間、幸せいっぱいな気持ちになりました。

オーストリアに、こんな素晴らしい赤ワインがあるのだ、ということを沢山の人に知ってほしい!と選びました。
 

Syrah シラー 2018 

このワインを知ったのは、ワイナリー訪問時。
Carununtum(カルヌントゥム)と言えば、Blaufränkisch(ブラウフレンキッシュ)、そう思っていたのですが、このSyrah(シラー)の、華やかな香りとバランスの取れた味わいに、「これ欲しい!」と即決でした。

 

      


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