Grüner Veltliner グリューナー・フェルトリーナー

Gruener Veltliner(グリューナー・ヴェルトリーナー)はオーストリアの土着品種で、最も多く栽培されている白ワイン用の品種です。
1950年代から、最も広範に植えられるようになり、特にNieder Oesterreich(ニーダーエスタライヒ)とBurgenland(ブルゲンランド)北部で
広く植えられています。
20世紀の終わりには世界的に知られるようになりました。
樹勢が強いため、収量のコントロールが必要。深いレスの土壌で特によく育ち、乾燥を嫌うそうです。成熟期は中程度。
 
〇ワインの特徴
軽やかで酸が中心のワインから、熟度の高いPraedikatswein(プレディカーツワイン)まで、幅広く造られ、
Weinviertel(ヴァインフィアテル)では、スパイシーでペパリーなワインが造られます。
 
〇果実の特徴
葉は、中くらいのサイズ、五角形から円形で、5から7の切れ込みがあり、下面には中庸な濃さの発毛があります。
枝の先端の丈夫な白い毛が見られることから、Weissgipfler(ヴァイスギプフラー)と呼ばれることもあります(Weiss ヴァイスは、「白」の意味)。
肩の張った房で、大きな円形か楕円形の実、緑ががかった黄色~狐黄色。

〇交配
Traminer (トラミネール) x St. Georgen (ザンクト・ゲオルゲン)
 
〇原産地
Österreich, Niederösterreich(ニーダーエスターライヒ), Burgenland(ブルゲンラント)
 
〇栽培面積
14,614.12 ha; 32.5%

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