Carnuntum カルヌントゥム

Niederösterreich(ニーダーエスターライヒ)南東部のワイン産地Carnuntum(カルヌントゥム)は、ウィーンの東からオーストリアとスロヴァキアの国境まで広がるエリアです。

ブドウ畑が集中するSpitzerberg(スピッツァーベルク)は、Carnuntum(カルヌントゥム)の最東端にある長さ約5 km、高さ300メートルの石灰岩の丘で、アルプス(ライタ山脈)とカルパティア山脈(ハインブルク山脈)の間の非常に風にさらされた平原にあります。
パノニア平原の乾いた温かい風と、ドナウ川やNeuseedlersee(ノイジードラー湖)の影響で、黒ぶどうがしっかりと完熟する赤ワインの銘醸地で、 Blauer Zweigelt (ブラウアー・ツヴァイゲルト(=Zweigelt ツヴァイゲルト))、Blaufränkisch(ブラウフレンキッシュ)が造られています。

2019年にDACに認定され、赤ワインは、Zweigetl (ツヴァイゲルト)とBlaufränkisch(ブラウフレンキッシュ)、白ワインは、Chardonnay(シャルドネ)、Weißburgunder(ヴァイスブルグンダー(=Pinot Blanc ピノ・ブラン))、Grüner Veltliner(グリューナー・フェルトリーナー)が、Carnuntum DACとして認められています。

生産者数 132軒
主なブドウ品種 Weißburgunder(ヴァイスブルグンダー), Chardonnay(シャルドネ),
        Grüner Veltliner(グリューナー・フェルトリーナー)*白ブドウ
        Zweigelt(ツヴァイゲルト), Blaufränkisch(ブラウフレンキッシュ)*黒ブドウ